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2011.05.29 「ある、いい、いえ」
やっと、できました。

ホームページのリニューアル。

ドメイン名は、「ある、いい、いえ」でございます。(笑)

よろしかったら覗いて下さい。

http://re-ie.co.jp


まだ、手直ししなければならないところがありますけれど、
さきがけて公開とあいなりました。
低予算にもかかわらずご協力下さったデザイナーのエリさん、
そして、いろいろなご意見を下さったNさん、Sさん、
本当にありがとうございました。
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2011.05.22 懐かしさの中にあるもうひとつの懐かしさ
懐かしさ、、、

アメリカが繁栄を極め、日本全体が右肩上がりをまだ信じていた80年代。
その頃の音楽を聴くとキラキラした気分がよみがえってきて懐かしさを覚えます。
僕にとってはそういう気分のピークが80年代でした。僕はそんな世代です。

でも、村上 龍さんがメルマガで書いていましたが、
懐かしのメロディを繰り返し聞くと最初は当然懐かしく微笑ましいのですが、
やがて気分が沈むのは、その後の閉塞が織り込まれていない音楽に対して
苛立つからだろうと・・・

僕はそれを読んだとき、ハッとしました。

最近僕は、当時のイギリスの音楽をよく聞いているからです。
ちょっとシュールな感じだったり、カウンターカルチャー的なもののほうが
当時よく聴いていたアメリカンポップのような音楽よりも
今の気分に馴染みやすいような感覚を覚えます。
イギリスの80年代といえば資本主義のなれの果てのような状態が
既に始まっていて閉塞感が漂っていたように記憶しています。
90年代以降の日本を覆っているような気分に近いものが
あったのではないかな・・・などと考えています。

あの頃、印象は強かったけれど、なんだかよく解らなかった音楽。
そういうものが、今はすごく気持ちの中に入ってきてしまいます。
そんなふうにして行き着いたのが、例えばデビッド・ボウイや
アニー・レノックスなど・・・という訳なのです。

http://www.youtube.com/watch?v=PqWI6fnyWlI&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=pmo7I3N63nY&feature=related

(↑本当はSweet DreamsとLet's Danseを貼りつけるつもりだったのですけれど、
なぜか、思い直してこれらにしました。)


これは懐かしさとは裏腹に・・・ということではなく、
懐かしさの中の強い記憶に隠れていたもうひとつの記憶という感じでしょうか。


そんな話しを僕の会社のホームページをお願いしているデザイナーのエリさん
(僕とまったく同年代の方)とそれはそれは長々としてしまった先日でした。
エリさんとはいつも本題をはずれてこういうことになってしまうんですよね~(笑)

ホームページのリニューアル、、、
ずいぶんひっぱってしまいましたが、あともう一息です。


“懐かしさ”
↑僕らがものつくりをしていくときに大切にしているキーワードのひとつでもあります。






2011.05.18 オールドファッションな言葉
長らくご無沙汰してしまいました。

更新し続けていらっしゃる皆様の日記を拝見させていただき
リスペクトせずにはいられないアール・イーです。

僕は、懲りることなく相変わらず忙しい日々を過ごしております。
3.11の前後もずっと仕事を続けておりました。
以前の僕ならここで、“・・・やれやれ、、、”という感じでしたが、
「忙しさのあまり気持ちに余裕が持てず更新できずにおりました・・・」
などどいつもの調子で甘えた言い訳を言っている場合ではありませんね。
直接被災された方に比べたらとても幸運なことだと思わざるを得ません。

僕の住む地域ではそれほど尋大な被害はなく、僕の事務所でも
内装のボードがゆがんで一部に亀裂が入ったり、落下したものが壊れたり
程度で済みましたが、やはり3.11をさかいに気分は大きく変わってしまいました。
途方もなく多くの命が失われてしまったことを思い出し、今でもふとした時に、
例えば車を運転しているときなど急に涙が出てきてしまうことがあります。


震災以降からいままでの報道をみていると本当に悲しくなります。
でたらめなことばかりだとうすうす気づいていましたけれど、まさかここまでとは、、、

そんな中にありながらも、本物と思える骨のあるジャーナリスト、学者、
アーティスト、などの人たちがいるということを知ることができました。
(いままで目が曇っていて気付けませんでした。)
そんな人たちがちゃんといてくれることはひとつの救いだと思います。
今回のクライシスにおいて唯一のメリットとも言えるのは
本物と偽物が少しはわかりやすくなったことではないでしょうか。

ただ、それは“♪この世界が本当はどんなふうなのかを知る♪”ことですし、
それはアニーとボウイが歌うように“♪恐怖♪”です。

本当の救いは“♪オールドファッションな言葉♪”しかないのかもしれません。

http://www.youtube.com/watch?v=uMSGKMdusCM&feature=related

本物であり続けることはとても覚悟がいることですね。
三たびロックな気分のアール・イーなのでございました。