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2007.03.22 Ebony & Ivory
20070322195040.jpg

写真は昨年11月にお引渡しさせていただきましたリフォームです。
ちょっと特別なお部屋かもしれません。

二つの子供部屋をひとつにしてつくったサブリビングなのですが、
ここは、インテリア好きのご夫婦のための実験ブースでもあるお部屋。

数年後に生まれ故郷にもどっての新築を考えていらっしゃるという
クライアントは、今のこの家でいろいろなことを試したいとおっしゃっていましたが、
なんだか僕自身が試されているようなプレッシャーも感じつつの仕事となりました。

ご主人様はテニスで一年中真っ黒に日焼けしている精悍な方、
奥様はとっても明るく笑顔の美しい方です。


僕は主に住宅をやっておりますから、
普段はあまり表現的なデザインをすることはないのですが、

今回はやってみました!


昼と夜。光と闇。白と黒。それら対比するものに
クライアントであるご夫婦を暗喩させながら、
深い部分で繋がりあうような関係性がつくれたらいいなあ。
な~んて考えてみたわけです。


(理屈の上では・・・)

もともとそんなに広くないお部屋を広く感じさせるためにガラスの映りこみを利用したり、
黒く大きなピアノの圧迫感を打ち消すために光をピアノの黒い鏡面に映したり、
奥行き感のある柔らかい膜のような壁をつくったり、
同時にピアノの音が響きすぎないようにするための吸音壁でもあったり・・・
と、いうことなのですが・・・


(理屈では割り切れない気持ちの上では・・・)

夜になると柔らかく優しい光が闇に溶けこんでいく・・・そんなイメージです。


白と黒のキーボードが美しいメロディを奏でるように
対比するものが調和を生み出したとき、
(昔、ポール・マッカートニーとスティービー・ワンダーも歌っていましたね。)

素敵なことって起こるような気がしませんか?
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